メイクはとても大切で、肌に直接触れますし、仕上がりによってヘアスタイルも変わってきます。ヘアの仕上がりまで想定したメイクをすることを心がけています。

今は、世間でも雑誌やテレビなどで、美容の情報が溢れているため、一般のお客様でもかなり美容知識が高くなっています。 そんな中で、美容師はヘアだけでなく、トータルビューティーの知識と技術が求められていると思います。 メイクをやりたい美容学生さんに伝えたいのは、メイクの勉強だけに力を入れるのではなく、しっかりヘアの事も勉強してほしいと思います。

メイク講師をしていて一番楽しいことは、自分自身も後輩と一緒に成長できるところです。 伝えることの難しさもありますが、それ以上に新しい自分の発見ができます。十人十色という言葉がありますが、10人いれば10通りの教え方や捉えかたがあり、講師でありながらも、日々勉強しながら、後輩のために全身全霊で指導しています。

社内以外にも、昨年から大学で学生さんにメイク指導する機会もいただきました。内容は、就職活動の支援として、面接時や証明写真を撮る際のメイクの指導を大学生にさせていただいています。普段の仕事とはまったく違うことですが、メイクをやっていて、講師をしていてこのような仕事ももらえたことに私自身びっくりしています。

Ashにいるからこそと感謝していますが、講師という仕事やメイクを通じて可能性が広がっていることを実感しています。